昨日の
国道417号線 「冠山峠道路」開通及び通行!そして福井県池田町へ。
続きで、かつ、シリーズのラストであります。
冠山トンネルを出てすぐ「ぬくもり茶屋」さんが
見えてきます。
そこは施設が集まったエリアになっており 公共のトイレもありました。
トイレから出て1枚パシャリ。
アンティークショップというか生活骨董というか
屋根が特徴的で豪華な。
家の正面にある囲いは滋賀県甲津原でも見る
「雪囲い」でありましょうか?
さて その隣
Maが「あそこに行こう!」と。
そう「能面美術館」であります。
ナンボくらいするのか?開館しているのか?
しばし考えようとしていたら ずんずん歩いているMa。
たまたま「全国能面公募展」が開催されており。
常設展示だったら写真撮影がNGであったところですが
撮影許可が出ました。
Maのついてこれないような発想から出る会話に
奔放されながらついてくる学芸員さん的な方の反応が大変面白かった。
以下、学芸員さんの受け売りが大半。
能面は新作のストーリーが出るとそれに合わせてキャラの面を新たに制作したり
伝統的なお話でも経年で面が劣化したら新しく「写し」として制作したりと
ことほど左様に現在進行形の舞台演劇なのであります。
歌舞伎や落語などの古典芸能は一般のTVにも出演して
結構知名度が高いのですが お能はそういう事がすくなくて。
なるほどなぁ〜といろいろ考えたり、感動したり。
でもあれですね。
鬼滅の刃の鱗滝左近次の天狗の面とかあっても楽しいと思うのですが。
お能と似たものに「狂言」がありまして。
狂言のスーパースターにして世間一般でも認知が高いのが
野村萬斎さんですが、年1回この池田に公演に来られるそうです。
例えば
お能と狂言はどう違うのか?とよく話題にあがると思いますが あがらん?
お能は歴史上の人物や事件を元にした「悲劇」
狂言は一般人の日常を面白おかしく描いた「喜劇」
全然ちゃいますよね。
しかもお能が面をつけて「そうろう調」でそうそう。
狂言は面をつけずに「ござる調」でござる。
これはどちらがどうという話しではなく
あくまで違いの話しです。
しかし、お能。
観阿弥、世阿弥という教科書的な話を内包した
室町時代(14C)成立の超古典芸能。
様式美中の様式美。
これは是非お立ち寄りいただきたくそうろう。
おわり。
「冠山峠道路」雑感。
標高1000m越えの冠山峠でススキ(尾花)を見てマイナーな林道で硫化鉱物を拾う。
岐阜・福井県境の鉱物探し(鉱物採集第208回 黄鉄鉱、黄銅鉱、方解石)
霧すぎて〜「ここがホハレ峠か、ようやく来たよ」
根尾川ガーデンの紫陽花と釣りキチ三平的な池。
映画「ふるさと」加藤嘉、長門裕之、樹木希林他。徳山村。
国道417号線 「冠山峠道路」開通及び通行!万感の想い。
国道417号線 「冠山峠道路」開通及び通行!そして福井県池田町へ。