マホガニーのビギナーズガイドVol.5。
「この10年で思ったこと、気付いた事、
こうすれば良かった!などの
ハックを散りばめて書いていきます。」
さて、季節は夏の終わり。
まだ早い(暑い)ですが、そろそろ産地選びといきましょうか。
昔はネットにも産地への道順が書いてました。
よい時代だったのか、そうでないのかは謎。
現在、そのようなものは見かけませんね。
そもそも鉱物採集のブログが少なくなりました。
なので、最初の産地ガイドとしては
松原聰先生の「鉱物ウォーキングガイド」
のシリーズをおすすめします。
*現在「関東・甲信越版」は品切れか絶版状態。
入手できる方で対応しましょう。
。。
そして、近隣の産地に行ってみましょう。
ビギナーさんにも安心のウォーキングついでの
鉱物採集というコンセプトです。
お試し版です。
■「鉱物ウォーキングガイド」引用
「この本で出てくるウォーキングの場所は、まったく重装備が
不要だと最初にお断わりしておく。」
重装備は必要ありませんが、Vol.2
で書きました程度は準備してくださいね
■アルパイン志向との混同を防ぐこと。
例えばアルパイン志向の方の記事を読むと
とても厳しい事が書いてあります。
*「厳しー」といいながら、愛読しています 笑
「Small Steps to the Snowy Mountains」
メタボはダメだとか60代は20代の半分の体力とか
痛い事が結構 笑 書いてあります。
まぁ、でも実際はその通りなのであります。
でも彼女がどこかで書いていたように、
アルパイン的な知識が必要となる山と、
里山のような低山を登る場合は分けて考えるべきです。
ビギナーのうちは
くれぐれも標高の高い山に行こうと思わないように。
所謂「探索」をしようと思わないように。
やたらとヤブにつっこまないように。
実際はどうであれ、そう思っているだけで違います。
■決行(習うより慣れろ)。
この本を読んで、行きたい所が決まっていざ決行!
すんなりたどり着けたら(何かの)センスがあります 笑
そして目的の鉱物をすんなり見つけたら、
センスか運があります。
本来はひたすら慣れであります。
足元の水晶や蛍石に気づかない事なんて、
ビギナー時代にはザラにありました。
広大な場所のピンポイントに鉱物があります。
少し場所がずれると出なかったりとか普通にあります。
採れるまで何度か通うというのも手かもしれません。
■注意事項
注意事項があります。
昨今の厳しい情勢により、採集禁止が増えています。
本に書いてあっても、その後にダメになったりします。
そういう時こそネットで確認です 笑
親切な方が「〇〇は採集禁止!」とか書いてくれています。
他にも記事が古いのばかりの時は、少し不安になってください。
何事も「もしかして・・」は大事です。
まずは経験値を上げるのが狙いですので、
採集禁止の所に入り込んで怒られて
テンション下げないようにしましょう。
「大丈夫そうな所の目星をつける」
というのも大切なスキルになりそうですね(^^)
■vol.5 まとめ
かくも制約だらけの不思議な趣味「鉱物採集」
ある程度続けて、ようやく分かってくる事があります。
自分で産地を見つけるのは、相当苦労してからのような
気がします。
まずは行ってみて、
「これってホンマに楽しいのか?」
と自問してから次を考えてくださいね。
おわり。
鉱物採集のはじめ方〜BEGINNER’S GUIDE TO ROCK HUNTING Vol.1
鉱物採集のはじめ方〜BEGINNER’S GUIDE TO ROCK HUNTING Vol.2
鉱物採集のはじめ方〜BEGINNER’S GUIDE TO ROCK HUNTING Vol.3
鉱物採集のはじめ方〜BEGINNER’S GUIDE TO ROCK HUNTING Vol.4